2022年2月28日にロシアがウクライナ進行の際に「真空爆弾」を使い話題になっています。
真空爆弾は世界最強の爆弾と言われており、ジェネーブ条約でも使用が禁止されています。
今回ロシアが使用した「真空爆弾」は何なのか?調べてみました。
真空爆弾は核兵器に次ぐ威力がある!
真空爆弾とは、
- 燃料気化爆弾
- サーモバリック弾
と呼ばれており「核兵器に次ぐ威力」があると言われています。
真空爆弾は搭載している液体燃料あるいは爆薬を気化させて点火し、気化した燃料や爆薬は数千倍に膨れ上がって大爆発を引き起こします。
燃料気化爆弾(サーモバリック爆弾)は通常の爆弾とは違って爆発によって金属片などを撒き散らすのではなく、搭載している液体燃料を気化させて周辺の酸素などを巻き込んで燃焼爆発する爆弾です。爆発によって発生しする風圧の衝撃波と熱などによって爆撃できる特殊な仕組みの爆弾です。
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酸素不足の地帯を作り、一酸化中毒による窒息死や、衝撃波による圧迫死を引き起こす兵器です。
壁越しや乗り物の中でも、爆発によって起きる爆風や衝撃波でも、人間に効果的な破壊をもたらします。
また、衝撃波による圧力の変化で眼球、鼓膜、肺、内臓などの大きなダメージを負います。
運よく衝撃波のを逃れられても、燃料による酸素の欠乏と熱が襲い掛かり、主に一酸化炭素中毒を起こしてしまいます。
無差別的で破壊力が強いため、非倫理的な大量破壊兵器と認識されています。
真空爆弾の威力がやばい!動画で検証
真空爆弾の威力について動画で紹介します。
動画を見ると威力のすごさがわかると思います。
大規模な爆発があったあとに、熱風や衝撃波が起きてしまい、大きな被害をもたらします。
核兵器に次ぐ威力があると言われている真空爆弾。とても恐ろしい兵器ですね。
真空爆弾の過去の被害
ここまで真空爆弾の恐ろしさを調べてきましたが、過去にも真空爆弾が使われていたようです。
- 湾岸戦争でイラク軍に対して使われた
- 実際シリアで使われていた
- アメリカ軍が過去に使っていた
また、今回問題になっているロシアでは、過去にチェチェン紛争が起きた際に真空爆弾を用いられたことがあり、悲惨な被害をもたらしています。
軍人や民間人など、無差別に被害が起こる真空爆弾。
絶対使わないでほしいですよね。
真空爆弾をロシアが使用!ネットの声
ロシアがウクライナに対して、真空爆弾を使った際のネットの声を見てみました。
やはり戦争を治めるには爆弾の使用しかなかったのでしょうか。
今回の真空爆弾の被害が少ないことを祈るだけですね。
まとめ
今回はロシアがウクライナ進行の際に使用した「真空爆弾」について調べてみました。
「核兵器に次ぐ威力」があり、とても危険な兵器でしたね。
ロシアが世界に与える影響や、これからの環境は変わっていくのでしょうか。
このような兵器が今後使われないことと、一刻も早く戦争が終わることを祈ります。